【辻語り】福井の公立病院をすべて回って見えた“危機”──その現場感を厚労委で共有

ギャンブル依存症、分娩費用無償化、障がい者雇用政策、医師偏在、病院経営の危機、診療報酬改定、へき地の医療MAAS、生活保護引き下げ問題・・・

今日、衆議院厚生労働委員会に出ました

同僚議員の差し替え(代理)です

福祉政策、労働政策は私にとっても優先順位の高い課題

今日の委員会では、冒頭の課題について高いレベルの議論が交わされていました

この秋、福井県内の公立病院をすべて回った

どの病院にも大歓迎されたが、そこには危機的な経営状況が横たわっていた

医師・看護師の不足、そして医師偏在問題

救急医が1人もいない病院もある

診療科の偏在もある

人件費や物価高騰に、診療報酬が追いついていない

施設も老朽化してどうしようもないが、財政的に後回しにせざるを得ない

いずれの公立病院も、多くの過疎地を抱えている

しかしへき地医療の最後の砦でもあり、立ちすくんでいるだけではない

動く診療所ともいわれる医療MAASの導入も検討されるなど、挑戦が続く

診療報酬の期中改定はもちろんだが、もはやそれだけでは改善できないだろう

やはりここは、国の強い支援が必要だ

福井県の医療現場が抱える課題を、我が党の多くの同僚議員にも共有しています

そして同僚議員が、福井の課題も背負いつつ厚生労働委員会で質問していただいています

まさに「数の力」を“正しく“使っていると感じます

障がい者福祉施設、高齢福祉施設も、少しずつ周り始めています

いずれ保育園なども周る予定です

エッセンシャルワーカーの皆さんの課題、しっかりと聴きに行きます

2025年11月28日   つじ英之

※同僚議員の質問動画のURLを随時載せます。ぜひご視聴ください。

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