2030年度以降に小学校から順次実施される予定の次期学習指導要領において、自然体験活動の位置づけや活用について
質疑しました。
AIの活用やGIGAスクール構想が進む中、子どもの直接的な体験が減少しています。
委員会では、実際に薪と新聞紙を用いて実際の火を起こす場面を想起できるように質疑しました。
(理事会を通さずに物を委員会で出したので、委員長から注意を受けてしまいましたが・・・笑)
新聞紙の上に薪を置くと火が付くと思っている若者が多いことをお話しました。
実際には、新聞紙を丸め着火剤とし、細い木くずを燃やし火を少しずつ大きくしながら
太い薪へとうつしていきながら火起こしをしていきます。
「火をおこすことができる」という生活経験の中から当たり前に理解できることが、
今の若者や子どもたちは「新聞紙や木は燃える」ということを理解していても、
実際の場面では、火を起こすことができないという体験不足の実態をお話しました。
改めて、子どもたちの生きる力を育む公教育の在り方が問われています。
自然体験を含めた直接体験の必要性や社会教育の充実と必要性を問いました。
この他、養護教諭の「働き方改革」さらには、国立大学法人の運営交付金増額についてなど、
これまでつじ英之が地元福井をはじめ、全国各地でお伺いした声を国会に届けて
あべ俊子文部科学大臣に問いました。
