2025年4月は、国会での法案審議が本格化する一方で、被災地や地域の現場を歩き、国内外の「いま向き合うべき課題」と正面から向き合う1か月となりました。
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■ 国会――予算成立後も続く論戦
令和7年度予算案が成立しましたが、国会では息つく間もなく、さまざまな法案審議が続いています。
私は文部科学委員会に所属し、教育・子ども・学びを中心に議論に臨んでいます。
一方で、医療・介護、災害対策、農業、インフラなど、地域から寄せられる切実な声は多岐にわたります。
所属委員会を超える課題については、各委員会に所属する同僚議員と連携し、質問や提起を重ねています。
150近い議席を持つ力を、分厚い論戦として国政に反映させていく――その重要性を改めて実感しています。
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■ 被災地に立つ――能登、熊本、そして国際社会
4月は、国内外の被災地にも足を運びました。
能登半島地震の被災地・輪島では、輪島塗の職人の方々、朝市関係者、商店街、商工会、地域を支える多くの方々から、現地に立たなければ聴けない声を伺いました。
「もう1年」ではなく、「まだ1年」。復興の現実を肌で感じる訪問となりました。

また、熊本地震から9年を迎えた被災地も歩きました。
かつて自然体験教育NPOとして子どもたちを信州に招いた縁が、今もつながっています。

支援から「支縁」へ――支え合いの縁を紡ぎ続ける大切さを、あらためて胸に刻みました。
さらに、ミャンマーで発生した大規模地震を受け、民主化を支援する議員連盟の緊急会合にも参加しました。
軍事政権下という困難な状況の中で、必要な支援を、必要とする人に確実に届けるため、日本として何ができるのかを国際機関・NPOと共有しました。
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■ 地域の未来――農業とインフラの現場から
福井県越前市白山地区では、中山間地農業の視察を行いました。
コウノトリとの共生を目指す「コウノトリ農法」は、環境と生態系を守りながら、安心・安全な食を支える取り組みです。
人と自然がともに生きる農業こそ、持続可能な地域の基盤であると実感しました。

また、令和7年度国土交通省予算では、福井と滋賀を結ぶ国道365号・栃ノ木峠の工事に向けた測量費が計上されました。
1本の道が、命と暮らしを守る。地域の悲願であるインフラ整備の前進を、今後もしっかり後押ししていきます。
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■ 現場を歩き、声を聴き続ける
4月も、県内各地で辻立ちや集落歩きを続けました。
若狭湾沿いの海辺の集落、山あいの地域、小さな暮らしの現場にこそ、国をより良く変えていくヒントがあります。
国会と地域を往復し、声なき声を聴き取り、国政につなぐ。
その原点を忘れず、5月以降も愚直に取り組んでまいります。
見かけた際には、ぜひお声がけいただき、率直なご意見・課題をお聞かせください。

2025年 4月 つじ英之
