【1月17日が、い・い・な の日になるように】
幸せな時間でした
「どんど焼やりますよ」というお誘いをいただき、雪の池田町に行ってきました
待っていたのは、元気なちびっ子たち
森のようちえん「いけだのそら」
池田町の豊かな自然と丁寧な暮らしの営みを、子どもの育ちの財として活動しています
認可外の保育施設です
池田町の人口は2000人ほどの過疎地
私が30年ほど過ごした長野県泰阜村(1500人)と似ている
池田町に来るとホッとする自分がいる
やっぱり私は過疎地を足場にしているんだな、と想う
8人の子どもたちが、想い想いにどんど焼の準備をしている
その自主的な動きを、スタッフたちが優しくサポート
4歳、5歳の子どもが、鮮やかに火を扱っている
その顔は自信に満ちている
そう、これこそが“子どもらしい顔“なのだ
「危ないからだめ」「子どもには無理」と言われて、何も挑戦できない子どもたちが多い
ここでは「子どもでもできる」と、大人から信頼されている子どもがいる
子どもはリスクをコントロールできる力を持っている
それを、大人が信頼できるかどうか、なのだ
今年は、防災庁設置の議論が進む予定だ
発災時の対応を一元化する組織はどうあるべきか、が主論であることは間違いない
一方で、私は災害に対応する“教育“がどうあるべきか、も主張している
衆議院の文部科学委員✖️災害対策特別委員として、複層的な出番だ
35年間、一貫して大規模自然災害の被災地支援をライフワークの一つとしてきた
今日1月17日の阪神大震災、中越地震、東日本大震災、熊本地震、そして私も被災者の1人である能登半島地震・・・
避難所に100回以上通っているが、いつも避難所運営で活躍する中学生、高校生、大学生の姿があった
被災地で求められる力は、火をおこしなどのサバイバルスキルはもちろんだ
それだけではなく、災害弱者の皆さんのかすかな声を聴き取る力、切迫した雰囲気の中でも主張の違いを丁寧に合意形成する力、分断と対立を煽らずに支え合って生き抜く力などなど、逆境の時こそ発揮される力が求められると考える
「いけだのそら」の子どもはこれらの力を育んでいる
屈託のない子どもらしい顔を見て、幸せな気分になった
こういった自然と向き合う体験活動は、災害に対応する“あるべき教育“の一つと想えてならない
今日1月17日
31年前、自然の猛威に立ちすくんだ日です
私に流れる「支え合いの歴史」が、私たちの「支え合いの未来」を創っていきます
1月17日が、いつか「い・い・な・の日」になるように、私は若い世代に向けて、逆境の時こそ発揮される力を地道に伝えていきたいと想います
2026年 1月17日 つじ英之



