【辻語り】兄の遺志を胸に、小さな集落を歩く

今日、私は新幹線「越前たけふ駅」からほど近い小さな集落を歩いた
土日は辻立ちをする予定だったが生憎の雨
辻立ちは次の機会に送り、会合の合間を縫って小さな集落を巡って課題の聴き取りだ

歩いたその集落は、3年前に私の兄が最期を迎えた地
その時の速報新聞記事を紹介する

【辻県議が救急搬送 頭から流血、重体】
 19日夜、越前市上真柄町の民家付近で、同市宮谷町の辻一憲県議(55)がぐったりしているのを住民が見つけた。頭から血を流しており病院に搬送されたが、重体のもよう。越前署が事故と事件の両面で調べている・・・

その1週間後、意識が戻らぬまま旅立った
事故か事件かいまだにわからない
捜査本部が解散したとは遺族は聞いてもいない
事故だと想いたいが、解明されない状況が続くことにモヤモヤが残る

今日3/16は、北陸新幹線敦賀開業から1年
県内のあちこちで記念行事が行われている
福井と東京が近くなったという効果が出ている
私もまた、頻繁な東京往復にその恩恵を受けている1人だ

1年前の開業を、兄は汗をかいてきた県議として楽しみにしていた
兄が生きていれば私はこの立場にいない
きっと兄は、越前たけふ駅から新幹線に乗って東京を往復し、国会で活躍していただろう

兄の最期の場所に立つと、目の前がかすんだ
時間が解決すると想っていたが、そうでもない
未練がましいが、会いたい、話したい
本能がそう想わせる

陳腐な表現だが、兄の遺志を継ぐ
彼が光を当てた弱い立場の人たちのために
彼を支えた名もなき多くの人たちのために

県内あちこち、とりわけ小さな集落で辻立ちしています
見かけたらぜひお声がけください

2025年3月16日   つじ英之







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